さて、11月20日 木曜日 快晴。10時にaffに集合しまして、加古様がネット・オークションで誤って落札してしまったと言う、あの
DUCATI MULTI STRADA 1000DS をお借りしまして、
加古様のハイパーモタード1100Sオール炭素繊維藪蚊仕様と共に、
箱根を楽しんで来ました。
以下、私の主観タップリのムルティの感想です。
多分、大して参考にはならないので、新聞は一軒に一部、
いや、百聞は一見にしかずと申します。是非、見て、跨って、乗ってみて下さい。
長い感想を書いたのですが、メモリー不足でPCが固まり、全てが消えました・・・明日、再チャレンジします・・・で、その明日になりました^^;相変わらずPCの動きが、窓から捨てたくなる程遅いです・・・
いつものように883Rでaffまで行き、ムルティに乗り換えて出発しました。
当然の事ですが、目線の高さとハンドルの近さに多少の違和感を感じました。
しかし、すぐに慣れ、逆に雨降りの前日のツバメのような気分を楽しみました。
あとは、スポクラやGT1000に乗った時と同じ、低速でのギクシャク感に戸惑いました。
しかし、コレは、私がハーレーのようなギア選択をしていたせいでした。
ハーレーと言うバイクは、例えば渋滞の中で半クラッチを多用するような場面でも、
3速~4速のままで、そこから滑らかに加速できるんです。
更に、「トコトコトコトコ」と言う独特の排気音を奏でたい為に、
少し高めのギアを使う癖が、
17歳でSR400に乗ってる頃からカラダに染み付いているようでした。
ドカにはドカ用のギア選択があるんだ、
と気付いたのが、走り出して1時間位の事でした^^;
細かいコトですと、ニーグリップができる事での、
低速の安定感や高速で内腿から股間に風があたらない嬉しさもありました。
今回のツーリングで、最もムルティの素晴らしさを感じたのは、
ターンパイクの上りでした。
基本的に、車やバイクでのコーナーリングに対しては、
かなりの「ビビリ」を自負している私ですが、そんな私が、
気付けば今まで出したこともないような速度で
コーナーをヒラリヒラリを抜けているんです。しかも恐怖感もありません。
決してキツいコーナーではないので、
リーン・ウィズとインの中間のような姿勢を取るのですが、
遠心力に対してバランスと取る為の姿勢を瞬時に決めるコトができます。
ハーレーと比べると、乗車位置が高い分、カラダが遠心力をハッキリと感じます。
ハッキリと感じるので、どの位置でバランスを取ればいいのかが判り易いんです。
更に、
バランスを取る為に上体の姿勢を変える動きがとてもスムーズに行えるように感じました。
文章だと上手く表現できませんが、ハンドルの幅と高さ、
お尻の位置とステップの位置の「三角形」が176センチの私にとって絶妙な気がしました。ただ、1日、約200キロ乗ってみて、最後まで判らなかったコトもあります。ムルティは座る場所が2箇所あります。前方、タンクに股間が付くような位置と、 後方のタンデム・シートとの段差に尻を収める位置の2箇所です。
何か意味が有るのか、走りながら探りましたが、
よく判らないうえに、気付けば2箇所の中間あたりにぎこちなく座っていました^^;これは単にイタリア人との体格や尻の大きさの違いなんでしょうか?ターンパイクの途中で、加古様とバイクを交換してみました。フレームを中心にステップ位置、エキパイの取り回し、 多分キャスターやトレールも共通かと思われる2台ですが、
驚いたのはカウリングの効果です。
高速走行で、頭をカウルに入れてみた時は、
当然その効果を感じましたが、通常の姿勢では普通に風を巻き込むので、
それ程の効果は無いんだと思っていましたが、ハイパーモタードに乗ってみて、
実は効果があったんだと気付きました。
コーナーでの恐怖感が少なかったのは、
カウルの効果もあったのかも知れません。
あとは、排気量の差です。
実際は80cc強の差ですから、
それ程は感じないだろうと思っていたのですが、
特に出だし周辺で感じるトルク感は全く別物でした。多分、車両重量も大差ないハズですから、あれは80ccの効果だと思います。ムルティの1100sが気になりますね^^;ところで、ターンパイクが「新サービス」を始めました。往復料金を払うと、値引きは無いのですが、 大観山頂上のレストランで使える
「コーヒー無料券」が1枚付いてくる、と言うものです^^;
ノルマがあるのかドウかは定かではありませんが、
料金所のオジサンに強く勧められました。しかし、見晴し亭に行く予定だったので、断りました。シッカリ写ってますね^^;バイカー専用の「小物入れ」です。免許証や各種カードの他、小銭入れとして重宝します。機能性だけではなく、本革を使用し、 マチの部分にはさり気なくクロコをあしらうクオリティーの高さも魅力です。
更にドカ乗りには嬉しいイタリア国旗カラーがワンポイントで入ります。加古様デザインで、現在AFFにて限定絶賛発売中です!数と色に限りがありますので、お早めに^^;ヒドい顔ですね^^;西湘バイパスの国府津のパーキングです。1ヶ月位前に、バイク用品店で見付けて衝動買いしたジャンパーです。バイク用なのでダウンではないのですが、 通気性と保温性に優れた新素材を使用しています。
背中と両肘にパットが入っていて、
更に、風の進入を防ぐ工夫がされています。
ハーレー革ジャンの8分の1位の値段ですが、
正直、革よりも全然温かいです。しかも軽いので、
かなり疲労の軽減になってると思います。
これから真冬の季節は活躍しそうです。ロボコンのアップです^^;正直、初めて見た時は、「なんじゃ、コレ~」と思いましたが、 不思議ですね、人は見慣れるんです。と言うか、もしコレが最悪のバイクだったら、
今でも「なんじゃ、コレ~」なんでしょうが、
実際に乗ってみて、想像以上に素晴らしいバイクだったので、
ロボコンまで素敵に見えてくるから不思議です。いい事ばかりを書いてきましたが、実は日本人が乗るに際して、 明らかな「欠点」も見付けました。ツーリングの翌日、
なぜか右足のヒザからスネにかけて打撲痕が数箇所見付かりました。
バイクに跨る時、私の足の長さが足りず、
タンデム用のグリップの辺りを何度も蹴飛ばしていたのです^^;
かなり意識して、ディラン・マッケイのように跨らないとなりません。
これは、辛かったです。左足をステップに乗せてから跨げばいいんですかね・・・?
パニア・ケースに釣り道具なんか入れて出掛けるのもアリかな、
なんて気にさせるバイクでもあります。時間とカネが許すなら、1週間位、目的地を決めずに、フラッと出掛けてみたいですね。そんなバイクなんですが、実は僕の気持ちを、 ナンバープレートが代弁してくれていました。
「いいよ!いい!」
お後が宜しいようで^^;