2009年3月25日水曜日

空冷単気筒4サイクル・エンジンのスクーター



ちょっと事情があって、通勤などの為にスクーターが必要、と言うか、あると便利だなぁと言う状況になりました。

考えてみれば、スクーターと言うモノに対しての興味や関心は「パッソーラ」以来ありませんでした。ザッと30年振りです。
大学に通うのに使っていたスクーターは、名前は忘れましたが、新車で5万円しなかったと思います。さすがに今、しかも125クラスのモノを買うなら、5万円と言うわけにはいかない事は想像してましたが、正直、そこそこの中古が込み込み10万円も出せば買えると思っていました。

確かに、探すと100~110ccのスクータが8~9万円で在ることは在るのですが、現物を見ると、本当に動くのか疑いたくなるモノばかりでした。

理想は4サイクル・エンジンの125ccでしたが、出たばかりの「ホンダ・スペイシー125」なんか、新車だと30万円近いのです。

10年近く前の、2万キロ走った100ccでも、店によっては15万円位します。2サイクルでも同じです。正直、途方に暮れました・・・

ところが、夜な夜なネット検索していると

「2008年式、走行420km、」と言う、しかも4サイクルの新車みたいな125ccスクーターが12万円台で出ていました。3000km位走ってるモノなら、種類によっては9万円台で検索できました。

しかし、聞いたことないメーカーでした。

30年の間にスクーター事情も随分と様変わりしていました。台湾製なんですね。「SYM」と言うメーカーでした。もともとは「三陽(サンヤン)」と言うメーカーで、もう40年も前にホンダと提携していた実績があるんだそうです。

しかも、台湾は最近まで、法律で125ccまでのバイクしか乗ってはいけなくて、125ccのバイクに関する入れ込み方は相当なモンなんだそうです。人によっては、日本製より丈夫で良く走ると評価する人もいました。

ただ、部品の供給がモノによっては遅くなるのと、カスタム・パーツが全く無いのは覚悟して下さいとのことでした。

ただし、その台湾でさえ、人件費が上がってきていて、最近では台湾のメーカーも数社あるのですが、中国製の製品も出てきているようで、気にする人は「台湾メーカーの台湾製」じゃなきゃダメと言うそうです。

いずれにしても、単純に、同程度の国産スクーター相場より、10万円以上安い感じです。 新車価格では半値近いモノもあります。
実際に見てみましたが、デザインの好き嫌いは別にして、決して国産に見劣りする出来ではありません。

ま、他に乗り物が無いなら、もっと予算を上げて、国産の新車となるんでしょうが、あくまで「あし」ですから。

因みに、画像のバイクは2008年式、走行2000kmの125ccですが、12万8千円です。同価格帯で国産の4サイクルを探すと、2001年式のリード100、28,000kmとかのレベルになってきます。

ちょっと、興味津々ですねぇ^^;


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