2009年1月22日木曜日

真冬のジャケット選び

1月18日に、寒さでツーリングを中断してから4日間、毎日のようにバイク洋品店やらアウトドアのショップなどを往復して、真冬のツーリングに適していると思われるジャケットを探しまくりました。

防寒に優れている事はもちろんなんですが、やはり趣味、趣向がありますから、自分に似合ってるのではないか、バイクの雰囲気に合ってるのではないか、と言う事も、ある種重要な要素になっていて、かと言って、実際に着てバイクに乗ってみるワケにはいかず、従って全ての要素に対して50%以上の割合でイメージに頼って選択しなければならないのがジャケットに限らず、ウエアー選びの難しいところです。

最終的な「決め手」は何だったか、もはやそんな事すら覚えていない程、混乱した意識の中で、気付けばコレを買ってました。

AVIREXの「N3B」と言うモデルです。

実は友人の西谷君が「N2B」と言うモデルを着ていて、何となくカッコイイなぁとは思っていました。前身がアメリカの軍需用品メーカーと言うこともあって、安い革ジャン位値段も張るんですが、非常に造り込みはシッカリしていて、防寒にも優れているとの振れ込みでした。

サイズもXLながら、他の国内向けの製品に比べて、かなり余裕があり、ダウンのインナーなどを重ね着する事を想定した時に楽そうだったことも決め手となったんだと思います。

あとは、単純に普段も着れると言う事です。



とりあえずバイクに乗る事は別にすると、この手のジャケットは好きで、以前から欲しいと思っていたので、試着した感じでは申し分ありませんでした。

しかし、バイクに乗る、特に高速走行を想定すると、不安な事も数点ありました。

首元が、フードを被らない限り、シッカリと閉まらないので、ネック・チューブやマフラーをしたとしても、隙間風が心配でした。

後は、走行中にフードと、ちょっと長めの裾がパタパタしないかが心配でした。




先日、購入してすぐに、わざと寒い夜中に横横道路を佐原ICまで走り、西谷家に寄り帰ってきました。

長袖のTシャツに薄手のフリースのジャケットを着て、その上にこのN3Bを羽織りました。首元はネック・チューブのみとしました。

決して「バイク用品」ではないのですが、バイクに乗る事も想定した商品なので、フードが風を巻き込んだり、ジャケットの裾が不快なほどパタパタする事もありませんでした。むしろ、フードのお陰で首の後ろからの風の巻き込みが無く快適でした。
更に、街乗りでは、驚いたことに一切風の浸入はなく、上半身に冷気を感じる事は全くありませんでした。

高速走行では、さすがにドコからともなく冷気が浸入してきたのと、革ジャン同様、ジャケット自体が冷えてきて、その冷たさが徐々に浸透してきました。特に二の腕が顕著でした。

しかしながら、佐原までの約30分程度の走行でしたが、その後の走行に支障を来たすような寒さを感じることはありませんでした。
恐らく、下にダウンのインナーなどを着用すれば完璧に近いと思われました。

因みに、今更ですが、ウインド・ストッパー・ジーンズの効果も素晴らしいですね。佐原までのテストランでは、まるで、そこらを歩いてる程度の寒さでした。

実は、最終的にN3Bと迷って、色が明るいグリーンだったので納得できずに却下となった、バイク用品としてのダウン・ジャケットが1枚ありました。値段はN3Bの半値程度でしたが、恐らくは特殊なインナーを着る必要もないと思います。
N3Bと比べたら却下なんですが、ちょっと気になり続けてます。

本来僕は、着る物には無頓着な方だと自覚しています。
車をモデファイしたりするのは好きな方ですが、今んとこバイクをイジる気はありません。

なのに、バイクに乗ることを前提とすると、なぜジャケットやヘルメット、ブーツなんかが欲しくなるのか考えてみました。
バイクに跨った自分を、仮にバイクのパーツの1つだと考えると、ノーマルの124をAMGのバージョン3でドレスアップするような感覚で、新しいジャケットを買いたくなるのかも知れません。

新しいヘルメットを買うことは、つまりバイクのパーツの一部である「自分」のモデファイなのではないでしょうか?
今、勝手に「目からウロコ」が落ちてます^^;

グリーンのダウンジャケット
買っちゃおうかな^^;

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