2008年10月04日「土曜日」納車記念日はみんなで「らーめん」ですよ〜!
10月09日ツーリングも楽しみにしていますよ〜!
いろいろと、自分なりの「反省点」はあります。
加齢に伴い筋力は低下して背中は丸まってるし、
まぁ、今更ドウにもならないので、
2008年2月。憧れだった「大型自動二輪免許」を取得しました。20年振りに乗るバイクとして何が相応しいのか考えました。 候補をピック・アップする前に、ひとつだけ心に決めていたカテゴリーがありました。 空冷2気筒エンジン。 マルチのしなやかさと、シングルの鼓動感を合わせ持つ、当たり前のようでいて、一度味わったら病み付きになるエンジンなんです!mahal_kita511@yahoo.co.jp
なんとなく伝わったでしょうか?
「バイクで出掛ける」のではなく、「バイクと出掛ける」と表現したくなる、
そんなバイクだと思います。
画像は、これまで何度かご紹介させていただいている
DUCATI Multi Sutrada 1100S です。
ドウです?この奇抜なスタイル。
個人的なバイクの好みとしては「選択肢にも入らない」と言うのが正直な感想でした。
主な原因はカウル周りだと思います。
誰かが言ってましたが、これは「ロボコン」です。
更に、最近知ったのですが、ハンドルを切ると、
ヘッドライトの上のアッパーカウルだけがハンドルと一緒に動くんだそうです。
たまりません。
その昔、20代前半までYAMAHA SR400に乗りながら、
DUCATIと言うブランドに憧れ続けていました。
CAGIVAに吸収される前の話しです。
900SS、900MHR、600PANTAあたりが憧れの対象でした。
他にもMotoGuzziやBMWといったヨーロピアン空冷2気筒スポーツに憧れましたが、
それらのバイクの何が良いのか悪いのかと言った、
根拠のあるものではなく、
単に「グリップ・オン・ハンドル」に対する憧れだったように思います。
だから、自分のSRにもマグラやトマゼリのセパハンを装着し、
セレクトのバック・ステップ、
モトコのシングル・シートで気分だけでも味わおうと必死でした。
若かったんですね。
限定解除をすることもなく、
なんとなくバイクに乗ることを止めてしまってから20年の時が経ち、
再びバイクに乗りたいと思った時、気持ちとは裏腹に、
確実に20年分「老朽化」した自分がそこにいました。
そして「Harley Davidson XL883R」と言う、ある意味安易な選択をして、
しかも、それが「正解」であったことも、半年強乗ってみて実感できました。
ですから、883に対して何か大きな不満が有るわけではないのです。
ここ数ヶ月、日帰りで300キロを超えるツーリングに数回出掛けています。
僕以外の仲間はなぜか全てDUCATIです。時折バイクを交換して走ったりもします。
20年前に憧れた「セパハン」のDUCATIです。
しかし、残念ながら老朽化した骨格は、ほんのりとセパハンを拒否しているようでした。
勿論、無理をすればドコまでも行けると思います。単に老朽化と言うよりは、
バイクに対する「価値観」のようなモノが変わったのかも知れません。
決して「移動の手段」とは思いませんが、
外観や他人の評価よりも、いかに快適に遠くまで行けるか、
が重要になってきた事は確かです。
ならば883でいいじゃないか?
それも「正論」です。
では、ムルティストラーダに有って883に無い「魅力」とは何なのでしょう?
2気筒エンジンの鼓動をシッカリ感じながら、
同時に得られる圧倒的なパワーです。
しかも、他のスポーツ・クラシックシリーズとは若干違って、
低速でも扱いやすく設定されているように思えてなりません。
これは、友人のハイパーモタード1100Sに乗ってみて確実に感じる事です。
そして。もう1点は、特に「S」グレードに関して、
前後のオーリンズや、ブレンボのブレーキと言った、
アフターマーケットではとても手が出ないようなパーツ単体での魅力ではないでしょうか?
仮に、街乗りしかしない、と決まっていたならば、
絶対に883Rを選択します。ムルティ・ストラーダと言うバイクが
どうしようもなく「魅力的」に思えてしまう瞬間のイメージは、
全行程の半分近くを高速移動に頼る、500キロ前後の日帰りツーリングです。
(まだ触ったことすらありませんので、体験に裏付けられた感想ではなく、
あくまでイメージのみで書いてますことを、ご了承下さい。