2008年9月27日土曜日

Harley Davidson XL883Rについて、僕なりの感想です


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契約は去年(2007年)の暮れでした。
たまたま1台、国内に在庫が在ったために、
それ程待たずに2008年1月18日に納車となりました。
一瞬迷った「オレンジ」のワークスカラーの物だと、
なんと3ヶ月待ちとのことでした。
ETC以外は特にオプションは付けずに工場出荷のままの状態です。
ちょっと考えたのは「タコ・メーター」の追加でした。
Sports Starシリーズでは、1200Rのみタコ・メーターが標準装備です。
納車後に改めて追加すると、ナンだカンだで10万円位の出費となるようです。
注文書に計上する形だと、いくらか安くできると言われたのですが、
このシンプルさが883のような気がして、やめました。
当初、若干の違和感がありましたが、慣れてしまえば全く気になりません。
タコ・メーターを気にしながらアクセルを開けたりエンブレをかけたりするシーンは、
まずありません。燃料供給装置もインジェクションですから、
冬場の始動でタコ・メーターを見ながらチョーク・レバーを微調整することもありません。

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真冬でも真夏でもセル一発で掛かるので、
メカに弱い僕でも、ただアクセルを開けるだけで何処へでも気楽に行けます。
暖機運転はするようにしてますが、それ以外にOHVだからと言って、
特に何かを気にすることもありません。
オイルは純正の物を、約3000キロごとに交換してます。
ミッションオイルとエレメントも一緒です。メーカーが推奨する純正オイルは、
夏でも冬でも硬さが同じなのはチョット不思議な気がしますが、
今のところ夏と冬で走りが変わったと言う実感もなく、
さすが大雑把なアメリカンOHVです。
今、友人達のあいだでは「ナプロ」のオイルを入れるのが密かなブームとなってます。
殆どがイタリアンスポーツバイクなので、かなり走りは変わるようです。
ハーレーでは、あまり大きな変化は期待できそうにありませんが、
そのうち一度試してみたいとおもってます。

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バイクの性能を語る時、馬力、トルク、ブレーキ、足回り、ハンドリング等、
個別に話すことが多いと思います。
仮に883Rについて個別に語るなら、
正直、同等の排気量のヨーロピアンと比べて誇れるモノは何もありません^^;
しいて言うなら、安いことぐらいです。(2009年モデルから価格改正があり、
なんと883Rは100万円を切ってしまいました・・・)
では、最悪のバイクなのか?と聞かれれば、そんな事は決してありません。
むしろ、日本の道路事情を考え、使用目的をチョイ乗りからロング・ツーリングまで
オールラウンドに設定した場合は、
個人的には、かなり上位に食い込んでくるバイクだと思っています。

「マシーン」として素晴らしい性能を持つのがヨーロピアン・スポーツだとすると、
僕は883Rに「生命」を感じます。(ちょっと大袈裟ですが・・・)
つまり、何て言うか、「生々しい」バイクなんです。

なんとなく伝わったでしょうか?

「バイクで出掛ける」のではなく、「バイクと出掛ける」と表現したくなる、

そんなバイクだと思います。

2 件のコメント:

Kako 1966 さんのコメント...

それはまさに鉄の馬と呼ばれる由縁ですね!

素晴らしき相棒と巡り会えて良かったですね!






加古。

BOB服部 さんのコメント...

加古様、こんばんは!

キッカケを作ってくれたジゲンさんや、背中を押してくれた加古様、その他にも色々な方の協力があって巡り合いました。

感謝ですm(_ _)m